許容範囲外の片ボケLレンズの巻

1993年製造のEF20-35mmF2.8Lの中古品を購入しました。
なんと20年前のものです。
広角が欲しくていろいろ吟味している中、異様に安かったのでつい衝動的に手がでてしまいました。

前回試写して、ひどい片ボケとピントリング不具合の旨を書きましたが、今回はその片ボケの様子でも載せてみようかと。通勤途中でパタパタ撮ったものなので、あまり見やすいものではないですが。

これが全景。f/8まで絞ってますが左側がこんなことに。。
PIC217.jpg
EOS5D + EF20-35/2.8, @27mm/8.0

右側を拡大。最外周が少し流れてますがこの程度ならなんら問題ないです。
PIC218.jpg

そして左側を拡大。3段絞ってこれだと使い物にならず。
PIC219.jpg

この様にf/8まで絞っても画面左2/5はボケボケになります。f/13,f/14でも残ります。開放f/2.8だとどこにピントが合ってるか分かりません。加えてピントリングの動作もおかしいからピントも合わないし。
古いレンズだし安かったし少しくらい片ボケしてても良かったんですが、これはちょっと。。。


以上の如く使い物にならない初期不良品なので、購入した店に片ボケ写真数枚を5Dボディと一緒にもっていったら、修理伝票を渡してくれました。写りはよさげなので、まあ修理できて復活するならよいかなあと伝票もらって帰りました。。
『保証修理じゃなくて初期不良で持ってきたんですよ』
『10年以上前にDISCONになってるからきっと修理できないですよ』
と言ってはあるのですが。。


そして。。。

修理に出してから10日程経過したので、もしかしたら修理できるのかもしれないという期待もあって、どんな状況なのかを確認すべく電話してみました。
すると担当者曰く、

『2週間程度で修理見積もりの葉書が来ますから、そこで修理金額を確認して修理の有無を返信してください。修理はその返信を受けてから2~3週間ですね。。』

初期不良で持って行ったのに10日経ってもまだ何にもしとらんのかいと思いながら、

『こっちは製品の初期不良の対応をお願いしてるつもりです。修理見積の葉書など送ってこなくて良いです。代金だけ払ったけどものが無い状態は短い方が良いです。』

という内容をやさしく伝えました。


検討して再度連絡をもらうことになってますが、さてどうなるんでしょうね。

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追記です。

その日のうちに電話がかかってきて、結果返品ということになりました。
確認したら、部品がないから修理できないとのこと。残念ですがまあそうでしょうね。

ということで、2日間だけ我が家に滞在した幻のLレンズの巻でした。


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